千 利休の七撰木

茶道の 達人、利休が後世に遺した茶道を彩る『七撰木』という定義がありました。
おもしろい事にマルバの木以外、すべて白花です。私なりの勝手な解釈ですが、
『茶』を通して家人が客人と交わるに腹蔵なき無の心をさり気なく伝えたいが為の
演出かと納得しています、本当の事は解りませんが・・・・・・・・
 
 

 

『オオカメノキ』 スイカズラ科
 別名ムシカリといいまして、よく虫がつきますのでそう言われています。この樹は陽に弱く、柔らかい日陰を好みます。
また剪定もあまり好まないので自然なままで育てた方が機嫌よく育ちます。中低木なので3mそこそこで収まります。
『オオヤマレンゲ』 モクレン科
 モクレンの仲間だけあって花の大きさは割りに大きめです。この花は受け咲き(下向きに咲く)で見上げる様に鑑賞する事になります。どことなく気品のある芳香を漂わせる庭の姫と云った感があります。
『ナツツバキ』 ツバキ
 別名:沙羅双樹とも言います。六月頃咲きます。この樹こそ強い陽ざしを嫌いますので北側や東側に植えると良いでしょう。以外に思われるかも知れませんが、ヒメシャラ樹の方が陽ざしには強いです、花は少し小さくはなりますが。
『ハクウンボク』 エゴノキ
 エゴの木の仲間ですが、わりと深い山中に生息しますので利休の時代、京都/大阪あたりでも、今よりそうとう気候穏やかだったと想像し得ます。葉は大きめで、大木になる迫力がありますが、開花季は下向きに咲くのでこれまた見ごたえのある品種です。あまり暑い気候の場所には向きません。
『マルバノキ』 マンサク
 七撰木の中で唯一の赤色の花を付ける種です。葉の形状に特徴がありご覧の通り丸い葉をしています。紅葉が見事で、庭の脇役には持ってこいの一本です。ただ、ムシカリ同様日陰を好みますので植える場所には注意が必要です。
『ヤマボウシ』 ミズキ
 別名:ヤマグワで、山中にあるクワの実の様に甘く食べられる実をつけるところからそう呼ばれます。紅葉も綺麗で自然に形が整いますからあまり無理な剪定整枝も必要のない良い樹木なので植えられているお宅も多いと思います。柔らかな陽射しの場所でよく育ちます。
『ワビスケ・侘助』 ツバキ
 ヤブ椿と同じ一重の品種です。数多ある品種の中で、この清楚な白を選んだという事は、侘びさびの世界には白が一番その世界を表すのに相応しいと云う事でしょうか。