現場の徒然草
          
         
                      その日の現場の話題を書いてます

 

●今日は和庭のお手入れです
近頃は松を残しておられる御宅がめっきり少なくなりましたが、やはり日本の
住まいには付きものの様な気がします。お客さんが煎れてくれたお茶を縁側
で手の入った松を眺めながら一緒に戴くのも実に風情があり佳いものです。
今回、初めての御宅ですが少々おさぼりしていた様で、だいぶ姿が崩れて
います。松、槇、木斛と日本を代表する造形樹ですからキチンとしておきたい
ものです。こちらはお施主から『今後も面倒見てくれ』と云われておりますので
将来、見栄えのする庭園にする為にも不要な枝は一切抜く作業をしました。特に松は修正の効きにくい樹種ですので毎年、こまめな手入れを容認して
戴きたいとお願いしておきました。                                         
                                                   拡大写真                                     

【施工前】 
【施工後】 
 

 

●今日は奥様たちに人気のミモザの手入れです
開花季のミモザは実に豪華で、その花弁の姿にも異国情緒たっぷりです。
あらためて申すまでもなく、ミモザは豪州大陸原生のマメ科樹木です。
日本にもマメ科樹木はたくさんありますがその枝振りと出立ちには随分と
違いがあります。ミモザは自然と枝垂れる為、そこを活かしてやらねばなり
ません。これからミモザを植えようとお考えの方は広さ/高さを確保しての
計画を立てられると宜しいでしょう。                     拡大写真

【施工前】 花満開の姿です 
 
【施工後】 
 

 

 

●今日はレッドロビンの生垣を透かします
一昔前はベニカナメモチを多用したものですが、病気に強く虫もつきにくい
レッドロビンは忽ち人気となり、たくさんの邸宅で利用されております。
ですが丈夫だからという理由で結構荒っぽい手入れの仕方をチョクチョク
目にします。この樹は比較的、葉が大きく北側や日陰側は節間が延びがち
になりますのでバリカン/大鋏で行ないますと歯抜けになったり枝だけの
部分が出来たりで、美しい仕上がりにはなりません。よって私らは状況に
応じて木鋏一本で表面と懐枝の除去を同時に行ないます。こうする事により
懐内部にも日光が入り、新しき新芽が吹いて参ります。 この芽がのちのち
表面を形成する重要な枝となり、いつもスリムで美しき景観を保たてるという
わけです。                                         拡大写真

【施工前】 
【施工後】 
 

 

●7mモチノキの手入れ

少々 放任が経ちました。 小枝・中枝が混み、繁みも片寄っていますのでここらへんが限界でしょう。 毎年行えば樹木にもお財布にも軽くて宜しいのですが・・・・・・
施工前  
施工後 

 
 
●6mモチノキの手入れ
こちらも数年来、手入れしていない樹です。
私らは初めて携わる樹に対しては控えめな手入れをする様にしています。
それは今の状況が隆盛にせよ衰退にせよ何年かかっての姿なのかが解ら
ないからです。また翌年、その樹に携わる様であれば剪定ののち、どれだけ
盛り返して来たかがよく解かり樹勢を推測でき、次からは自信を持って作業
出来るわけです。私らの本分は枝を切る事ではなく樹木を育成させる事に
あります。
施工前  
 
施工後  
 

 

●今日は6m雑木の枝抜き整姿です
よく繁ったイヌシデの樹です。上を見れば根の張り具合も推測出来ます。 
この樹なら少々強い枝抜きしても大丈夫でしょう。このお宅は好んで自然樹
を植えられたのでしょうから『切りました候!』では洒落にもなりませんです。
現時点で可能な限り、山中で清々と育っている雰囲気を演出したいものです。
バランスを気にし過ぎるあまり、均等をとろうとすると自然から遠のいてしまい
ます。ですから強い枝の1~2本はそのまま活かしてやりたいものです。
来年の今頃が一番見栄えがよいはずです。                                                     拡大写真

施工前 
 
 
施工後